三陸観光の拠点・夏虫のお湯っこ

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三陸観光の拠点・夏虫のお湯っこ

 春にはツツジ、秋には紅葉が楽しめ、車で手軽に山頂へ行って広大な太平洋の景色を眼下に見渡せる夏虫山。その麓にある「夏虫のお湯っこ」は、入浴はもちろん食事や併設の遊・YOU・亭夏虫で宿泊までできてしまう盛りだくさんの温泉施設。ここでは、夏虫のお湯っこについて紹介します。

こんなところ

 三陸道の三陸インターを降り、夏虫山方面に向かって15分ほど車を走らせると、夏虫のお湯っこに到着します。施設のある三陸町越喜来は海の町なのですが、リアス式海岸らしく、ちょっと内陸に入っただけで海の気配すら感じられないほどの山の中に建っています(笑)。国道45号ぞいのローソンから入りますが、心細さのあまり途中で引き返す人もいるとか。ひたすら前進しましょう。

 施設入口付近の池にはなぜかチョウザメが泳いでいますが、食材に使ったりという話は聞いたこともなく、何か目的があるのか・・?

温泉施設はチョウザメ池の脇の階段を上った先にあり、フロント周辺は太い柱や梁に木のぬくもりが感じられる、広々した空間になっています。

温泉施設

 温泉には広々した内湯のほか、サウナやバイブラバス・ジェットバスがあります。夏虫のお湯っこは弱アルカリ・ミネラル泉のヘルストン温泉で、泉質は泉源体ヘルストン・天然鉱石・抗菌薬石・天然赤外線高放射鉱石を使用した、循環方式による人工温泉となっています。

入浴料

 大人(中学生以上)400円

 小学生 300円

 幼児(3歳以上)100円

館内施設

・ほぐし処

 60分3,500円から。リフレッシュスペースとしてマッサージチェアもあります。

・食堂

 海鮮丼と麺類のセットが830円など、なかなかリーズナブルで満足感が高いです。

・大広間

 温泉利用者は無料で利用可能。食堂の料理や売店で買った軽食類をここで食べる事もできます。

・売店

 市販のお菓子や飲み物、お土産が並ぶほか、軽食や総菜が売っており、大広間で食べることができます。また、地元で採れた山菜や加工品の産直コーナー、御婦人向けの婦人服コーナーまであります。

・個室休憩室

 誰もいない場所でのんびりしたい、家族や友人とゆっくり時間を過ごしたいという方向けに個室もあります。3時間以内なら2,000円で利用できます。

営業時間

・入浴

 10:00~21:00(最終受付20:00)

・お食事

 平日11:00~14:00(ラストオーダー14:00)

 土・日11:00~19:00(ラストオーダー18:30)

・ほぐし処

 11:00~19:00(最終受付18:30)

・定休日

 毎週水曜日

周辺施設

・ふるさとふれあい公園

 夏虫のお湯っこのすぐ下には、芝生の広場と遊具があり、子供連れでも楽しめます。ロープ製のジャングルジムや、滑り台・トンネルが付いたアスレチック遊具、クライミングなどで汗をかいてから温泉に浸かるのもいいですね。また、芝生を利用してグラウンドゴルフもできます(要予約)。

・河内夏虫山牧場

 夏虫山の大自然をバックに牛たちが草を食む光景を眺めていると、心からゆったりとした気持ちになれますよ。

・夏虫山

 車で山頂付近まで行ける夏虫山は、パラグライダーの離陸場としても使われており、運がよければパラグライダーが飛び立つ姿が見られるかも。

・もりの学び舎

 夏虫山からさらに奥へ進んだ大窪山森林公園にある施設で、夏虫山・大窪山の自然や動物たちを紹介しています。開館時期は5~11月の間です。

・大窪渓谷

 大船渡随一の紅葉スポットといえばここ!四季折々の自然が美しく、渓流沿いの散策がおすすめです。

・五葉山

 大窪山方面から未舗装路を通って、五葉山の登山口である赤坂峠に行けます。

まとめ

 自然豊かな夏虫山は、様々な楽しみ方ができます。雄大な景色やアクティビティを楽しんだ後は、夏虫のお湯っこで汗を流してリフレッシュしましょう。市街地の喧騒を離れた居心地の良い場所なので、併設の遊・YOU・亭夏虫で宿泊という「夏虫山フルコース」もありでしょう。

おすすめポイント

・入浴料が安い

・食事がリーズナブル ・三陸町の土地柄が良い(←行けば分かります!?)

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