クリスマスを中心に冬の街を彩るイルミネーションやライトアップ。ここでは大船渡の夜を幻想的に盛り上げてくれるライトアップ・イルミネーションスポットをご紹介します。
目次
おおふなぽーと周辺(12月~1月)
JR大船渡駅前にある防災観光交流センター「おおふなぽーと」では、平成30年からLEDライトのイルミネーションを行っています。
光のトンネルには大船渡市PRキャラクターの「おおふなトン」や魚が次々と現れるほか、芝生の広場には気仙丸を模した船や椿をかたどったチューブライト、周辺の木々や施設へのチューブライト設置と、色とりどりのイルミネーションが目を楽しませてくれます。
気仙丸(12月~1月)
令和3年10月から、「おおふなぽーと」と県道を挟んだ向かい側に陸上展示されている千石船「気仙丸」。
移設された当初から気仙丸は夜間ライトアップされており、昼間以上に迫力のある姿を見せていますが、展示されているキャッセン7街区では「おおふなぽーと」でのイベントに合わせ、浮き球を使ったイルミネーションを施しています。波をイメージした青いLEDライトは、夜の海へと漕ぎ出すような幻想的な風景を醸し出しています。
盛ハリストス正教会(12月~1月)
盛町の町地区にある、盛ハリストス正教会では、毎年クリスマスの時期に合わせイルミネーションを実施しています。
教会の正面入口に設置したアーチとトンネルには緑色のLEDが、敷地内のツリーには青を基調としたLEDが施され、国道45号に面した塀沿いもトナカイの曳くソリに乗った雪だるまなどが電飾で表現され、きらびやかに飾られています。
また、入口のアーチには大小3つの鐘が吊ってあり、見学者が鳴らせるようになっています。
天神山(4月~5月、12月~1月)
盛町にある天神山は桜の名所として知られており、花見の時期に合わせて山頂の広場へ続くつづら坂がライトアップされますが、年末から年始にかけても同様にライトアップを実施しています。大晦日には神社への初詣に合わせ、地元青年団による年越しそばの販売などもやっています。
須崎川(時期不定)
キャッセン大船渡の間を流れる須崎川沿いに現れる、巨大イルミネーション。川の流れに沿うように、川の上空に設置された無数の青色LEDが織りなす景色は、まるで地上に降りた天の川のようです。
穏やかに流れる須崎川の川面にLEDの光が反射して、ここにしかない幻想的なムードを醸し出しています。川沿いのどこから撮っても絵になり、映え具合は抜群。開催は年末年始だったり3.11前後だったりと不定期ですが、キャッセン大船渡の告知をチェックして、タイミングを逃さず見に行くことをおすすめします。
カリタス大船渡ベース(12月)
カトリック教会が被災地でのボランティア活動を目的に設立したのが、大船渡町地ノ森地区にあるカリタス大船渡ベース「地ノ森いこいの家」。この建物前の庭もイルミネーションで飾られます。
日本キリスト教団大船渡教会(12月)
大船渡警察署付近に建つ教会の、国道45号に面した敷地内に、大きなクリスマスツリーが設置されます。イルミネーションは全体に赤っぽい色合いになっています。
おわりに
大船渡の街並みを美しく彩るイルミネーションについてご紹介しました。冬の時期のものが多いですが、寒い季節に心暖まる景色を求めて、近くを通りかかった時などちょっと寄り道して、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。