あまり洋食とは縁がなさそうな大船渡ですが、地元食材にこだわり続ける、市内随一と言ってよい名店・ポルコロッソ。ディナーでコースなどとなると気軽には楽しめないイメージですが、上質な仕事を手頃に楽しめるのが、ポルコロッソ特製弁当。一品一品に趣向を凝らしてあり、2160円は決して高くはないのです。
今回はポルコロッソ特製弁当についてレポートします。
弁当の各種メニュー
お品書き
前菜
お隣住田町産の有名な「ありすポーク」を使ったポークローストは、肉感たっぷりのおいしさ。甘みのあるりんごのコンポートがよくマッチしています。
同じくありすポークを使ったベーコンは軽く炙ってあり、香ばしくて食感も良いです。温めればよりジューシーな味わいが楽しめると思われます。
地元の食肉生産・加工メーカー、アマタケの南部鶏を使ったレバーは、コクがあってもレバーっぽいクセはなく、もっちり・しっとり感が強いパンに乗っていてよく合います。ちなみにパンは別にもう一つついてきます。
パスタ
トマトスパゲティは、「ナポリあたりの」と品書きにもあるようにナポリタン。パスタは細く、あっさりして食べやすい感じ。
リングイネは大葉を使ったバジリコパスタで、あっさり系の塩味。いんげん、じゃがいも、トマトがトッピングされています。
魚介料理
東京の市場でも高値を付けると有名な、お隣陸前高田は広田産のカキ。エスカベッシュとはマリネの一種だそうで、大粒のカキのから揚げを酢漬けにした料理で、食べ応えもバツグン。酒のつまみにしたい逸品です。
肉料理
住田町のブランド・清流鶏を使ったトマト煮は、一旦揚げてあるのか柔らかく煮込んであり、箸でも崩せるほどで、コクのある味わい。これもお酒が欲しくなってしまいます。
付け合わせにはズッキーニ、さつまいも、かぼちゃの素揚げが色を添え、蕪漬けが箸休めになります。
サラダ・デザート
ジャガイモのミルフィーユは、層状になったジャガイモがホワイトソースとマッチした、工夫の一品。
一口サイズのデザートもちゃんと付いてきます。チョコがけのパネトーネにクリームがはさまっており、レーズンのささやかな酸味がアクセントになっています。
まとめ
いかがだったでしょうか。地元の名店の味が、手軽な価格で一式楽しめてしまえるお得なお弁当をご紹介しました。家庭での利用はもちろん、職場での昼食会などにも最適です。
基本情報
住所:盛町字町10-1
電話番号:0192-26-0801
営業時間:昼11:30~15:00
夜18:00~22:00
定休日:火曜日
駐車場:4台